2013-05-07

はるでら @ 町田簗田寺


いまだ、フジロックにいったことのないわたしが、
ここ何年か、毎年この時期に楽しみにしている、
「春の寺フェス」こと、「はるでら」にいってきた。
回を重ねるごとに、出演者がどんどん増えて、
今年はなんと、7組!
ますますフェス化、そして、お客さんもたくさんやってきている!
偶然にも、5月6日は亡くなった父の誕生日で、
お寺にいくことに、もうひとつ理由が加わった。
町田から乗った、バスの景色を見ながら
生きていたら今年で68にもなる父の姿を、思い浮かべながら簗田寺へ。
(が、それは無理で、彼は永遠の52歳で、わたしは永遠に22歳でありたい。無理か!)

夕暮れから宵へ、みどり映える境内に、めくるめく音楽が響きわたった。

おかあさんになって帰ってきた、レイチェル・ダッドは、
相変わらず、音楽の妖精みたいで(若返ったみたいにみえた!)
ホントに楽しそうに、くるくると演奏する。
おとうさんのICHIも、ますます天才的なショーを繰りひろげ、
くりくりまなこのしゅうきくんの将来が楽しみだ。

初めてみる、ノアルイズ・マーロン・タイツの、
粋で悦に入った演奏は、お堂内をダンスフロアにさせる勢い。
井上智恵カルテットには、稲田誠&黒田誠二郎の2人もくわわって、
お堂中にその繊細かつ、ドラマティックな曲がひろがった。
三富栄治さんの妖艶なギターの響きも、お寺にうずまいた。
「外で聴くのがまたいい!」とは夫の談。

そして、アルバム「い、のる」を聴いて、ずっとみたいなあーと思っていた、
フジワラサトシさん。
素朴な歌とギター、ピアノの美しい旋律と、ハーモニーは、
アルバムで聴くよりも、もっともっと染みた。
大好きな曲「夏の虫」をやってくれてうれしかったこと。
途中降った通り雨も、まるで演出のようで。
またライヴにいってみたい。

最後を飾るGofishトリオは、ASUNAを加えた豪華ヴァージョンで、
本当に、最後を飾って、ぜんぶを持っていってしまった。
前回、大雪降る教会で観た時よりも、
またさらに、どんどん、すごくなっていて、
わたしは寺でも気絶した(気がする)。
マンダラが、降ってくるようだった。
わたしの語彙がないのも理由ですが、
もう、そのライヴをあらわす言葉が見つからないのです。
「ことばにできない」

なんてフェスなんだ!はるでら!
最高だな!なんていいながら、千葉まで帰ってきました。
来年も楽しみにしています。

去年のはるでらのブログは→ こちら

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